100回目のブログ

全く続かないブログです

仮想通貨とブロックチェーンのことを考えて昔を思い出した

最近仮想通貨のことを目にするようになった。それに伴いブロックチェーンの本を読んだりしてなんとなくわかったようなわかってないようなそんな気になっている。

qiita.com

仮想通貨がすごい、ブロックチェーンの技術はすごい、仮想通貨は投機だがブロックチェーンはすごい、なんて言葉をよく見かける。これってあれだな、10年前にもWEB2.0という現象があって、それに似てるなと思った。

 

WEB2.0という現象があった話

WEB2.0は、1円でも1億人から集められた1億円だよ。それがWEBならできそうだよ。とかそんな話しだったかと思う。ロングテールとかソーシャルブックマークとか口コミサイトとか、集合知的なものにロマンがあったような記憶がある。

自分自身もWEB2.0に熱狂したうちの一人だが、WEB2.0のサービスって全然んお金になってなかった記憶がある。メディアで言ったらそもそも1億PV集まらんし、口コミサービスもマネタイズするのが難しい、ソーシャルブックマークも使う人が多くないと成立しない、WEB2.0的なサービスはすべからく、たくさんの人が使えばおもしろいよね(たくさんの人を集めるのがそもそも超大変)というサービスだったなと思う。もちろんその時代からユーザーを集め、現在進行系で成功しているサービスもたくさんある。

たくさんの人が使うとおもしろいよ、というロマンをマネタイズできないでいる人たちの一方で莫大な利益を生んでいる分野がガラケー公式メニューの月額だった。確か、占いコンテンツとかミニゲームとか分野に特化したメディアとかそんなサービスが月額300円、会員は数万、数十万の規模、というサービス。集合知とか一切関係なく、キャリアのプラットフォームで商売ができる、それが何百、何千万という利益を生んでいた。WEB2.0はいずこへ。

 

ロマンを感じるブロックチェーン

ブロックチェーンておもしろそうだなあと思う。新しい技術なんだろうな。ブロックチェーンが自分の生活をどれほど変えるかは想像できないが、劇的になにかが変わるんだろうなと思し、変わって欲しいし、変える何かを作ってみたい。

一方で仮想通貨は投機目的から認知が広まり、大学生からおじさんまで幅広い世代の人が仮想通貨の取引に参加し利益を出したり、損したりしている。仮想通貨の投機は確実に熱狂してお金が動いている分野だと思う。

 

仮想通貨の分野で何をするか

何が良い悪いということではなく、お金が集まるところは盛り上がるし、そういう要素で勝負するべきだし何かしたいなと思う。ブロックチェーンには新しさを感じているしもっと知りたい分野だ。ブロックチェーンを使って何かを作りたい。

しかし、技術的なロマンと、何にお金が集まっているかという現象はバランスよく追っかけなくてはいけない。そうしないとWEB2.0時代に起きたことを繰り返してしまうのかな、と思う。